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マイホームの日当たりの良し悪しってそんなに重要?

2020年02月29日
おしゃれなマンション

一般的に一戸建て住宅やマンションを選ぶ場合に、日当たりの良し悪しが家賃や取引価格に大きく影響を及ぼすことが知られています。日中に日当たりが良ければ室内が明るいですし、冬は暖かいので暖房費の節約につながります。日当たりが良いと洗濯物がすぐに乾き、布団や衣類の殺菌効果が得られるというメリットも享受できます。南向きの屋根があればソーラーパネルや太陽熱温水器を設置することができるので、光熱費の節約ができます。日当たりが良いことには多くのメリットがありますが、デメリットもあることを理解しておく必要があります。

日当たりが良いことで生じるデメリットとして、夏に室内が暑くなる・土地の値段が高い・紫外線で床や家具が劣化しやすくなる、ことなどが挙げられます。中国地方の瀬戸内海側や四国・九州地方では温暖で、冬でも氷点下になる日がほとんどないという場所がたくさんあります。これらの地域は夏は気温が高くなるので、冷房を使用しないと熱中症のリスクが高くなります。直射日光が室内に入りにくい家は夏の時期は涼しくて過ごしやすくなるので、冷房の電気代を節約できます。温暖な地域では冬の暖房よりも夏の冷房のほうが多くの費用がかかるので、夏の暑さ対策に苦労する世帯も少なくありません。

単に洗濯物や布団を乾燥させるだけなら、専用の乾燥機を使用する方法があります。ちなみに梅雨の時期は、日当たりが良い家に住んでいたとしても乾燥機が必要になります。建物の1階部分の日当たりが悪くても、2階は日光が入るので洗濯物や布団を干すことができる場合が少なくありません。室内を明るくしたいのであれば、照明器具を使うことができます。LED照明は消費電力が小さくて長寿命なので、1日中電気をつけても電気代が大きな負担になることはないでしょう。

一般的にマイホームを建てる際は南向きで日当たりが良い土地が好まれますが、高いお金を払ってまで日光を必要としているかどうかをよく考えるようにしましょう。北向きの土地で南側が他の住宅に面していると1階部分に日光が入りにくくなりますが、単に室内を明るくするだけなら天窓を設置する方法もあります。

住宅は南向きで屋内に直射日光が入るほうが良いという“神話”が存在しますが、日当たりが良いことにはデメリットが存在することも知っておきましょう。ちなみに室内の採光方法を工夫したり壁・床・天井を明るい色の建材を使用することで、陽当りの悪さをカバーする方法があります。